今回は写真で辿る小笠原諸島旅行記2日目。
8/19に乗船した船で移動。あっという間に12時間が経過。
12時間たっても夜の23時ですから。まだまだ長いぞー!などと思うことも一切なく、ずーっと寝てた。

我ながら引くくらい、ずっとずっとずーっと寝てました。
深夜に一度船の中を散策しにいったのですが、スカイデッキが22時で閉鎖されることを知らなかったため外に出れない。
ほ、星空ぁ…。
大人しく自室に戻って再度寝る。日の出も見ないまま寝ました。
6時くらいかな?と思っていて一度起きたものの実際は5時台だったのでとっくに日が出ていた(船内に日の出予定時間が書いてあったことにあとで気が付いた)。
おかげさまで船酔いも一切ありませんでした。
7時くらいには起きてデッキへ。
望遠レンズを付けたカメラを当然のように三脚に乗せて写真を撮っている人がたくさんいました。あれは鳥をとっていたのかな?
船のすぐ近くをぱらぱらと飛んでおりました。

それにしても空が青い。

すごい夏空。どこまでも続く水平線。

たくさん寝たおかげで気分もスッキリ。空は綺麗。
すでにご機嫌。

そうこうしている間に見えてきました。

父島だぁーーー!!!

下船準備は随時行っていたのでスムーズ。
おがさわら丸、また4日後によろしくね。

父島に上陸。下船した先にはいろんなお宿の人たちが迎えにいますが、私の宿は「歩いてきてください」とのことだったのでお迎えはなし。
その代わりに3日目に予約している体験ダイビングのお店が、記入書類を渡してくれる約束だったので、きょろきょろと探して書類を受け取りました。

お宿の場所は徒歩5分程度?だったので、せっせと歩いてチェックイン。

お世話になったお宿は【 ISHI P‘ (いしぴ~) 】さん。
荷物を置かせてもらってさっそく街へ。

調べてはあったものの午後の予定は空っぽ。

が、宿のほぼ目の前に前もって調べていた島内観光をやっている観光会社があったので、飛び込みで予約。

観光開始時間まで時間があったので先にお昼にしました。

食べたのは島寿司。
ウミガメのお寿司も食べることができるセットがあったので、そちらも一つ頼みました。

ペロリと食べきって速やかに退店。

私たちはサクサク移動したりしていたこともあって、まだそこまで混む前だったのですが、程よくお客さんが入れ替わり、食べ終わるころには待っているお客さんもいました。
11時に到着したら、お昼ご飯はそのあとになるから混雑は必然ですよね。

14時ごろに戻ればよいこともあり、まだまだ時間はあるのでうろうろしました。
お土産屋さんも人がいっぱい。さっき私がたちが来た船で帰る人たちですね。

このタイミングで、翌日のお弁当を買える場所を調査。
あと、パン屋さんがあると聞いていたので行ってみたり(このタイミングでは完売してしまってました)。

港のほうにも行ってみました。
灯台があるー。

めっちゃ釣りしてる。

お弁当に関しては、ちょっと苦戦しました。お弁当屋さんはあるものの、開店時間が8:00とか。ツアーの集合時間は7時20分。間に合わなーい。
二手に分かれて私は小笠原村観光協会へ。朝早くからお弁当の買える場所を2か所教えてもらい一安心。(※詳細は明日記載)

宿で合流したら、小腹をすかせた同行者がサメバーガー買ってきていた。
これがサメバーガーだ!!


程よい時間になったので、島内相乗りバスツアーに向かいました。

小笠原観光(有)】さんにお世話になりました。

乗合観光島内一周半日コース(出港日午後コース)
マイクロバスに乗って、各地を回りました。私たち以外に1名いたので、乗客は3人。
自分で運転しなくていいし、運転手兼ガイドさんなので説明してくれるし、快適でした。

小笠原村営 大根山霊園
共同墓地。トーチカや錆びた砲台なども。
二見港も一望できる。
まだおがさわら丸が停泊中。この時点で島の南側、旭山・乳頭山のほうに黒い雲が。
※ポケモンGOのジムあり(記憶の限り記載するよ)

三日月山・ウェザーステーション展望台
夕焼けを見るならここ!と言われるスポット。今日は日の高いうちに来ているので、他の観光客はなし。
ガイドさんにお話しを聞きつつ遠くの海を見渡す。時期によってはここからクジラが見えるらしい。あと、水平線は高さがない場合(船の上とか)は5キロ未満くらいの距離しか見えないそうな。
※ポケモンGOのジムなし(記憶の限り記載するよ)

宮之浜
父島の上のほうにある浜。
どこに行ってもずっと同じ感想を言い続けることになりますが、水の透明度すごい。
シュノーケリングをされている人たちもいましたし、家族連れの姿も。おばあちゃんが日陰で休んでいたので、地元のご家族だったのかしら。
※ポケモンGOのジムなし

長崎展望台
バスで移動中スコール。少しだけバスで待機して、やや弱まったタイミングで展望台に。そしたら虹が!しかもダブルで!!
2重の虹は初めて見ました。
ガイドさんは「あの雨の感じと今日の天気で虹が出そうって思ったんですよ」と言っていたので、この場所はわりと虹ができやすい場所なのかも。
そしてガイドさんは虹が出る条件を把握している、ということか。
※ポケモンGOのジムなし

旭平展望台
ここに移動したらまたもや雨!
粘土質の土だから、靴の裏につくとなかなか落ちないので、極力石や芝の上を歩いてくださいねと言われたのが印象的でした。向こうに見えているのは兄島。
※ポケモンGOのジムなし

初寝浦展望台
スコールはどこへやら。濡れた気配もありません。見えているのは初寝浦海岸。たどり着くには山道を下り行きに約50分、帰りは上り約70分くらいかかるそうです。あと、その道の入り口も展望台付近ではないので要注意。
展望台の近くには軍用施設の跡もあって入れます。
※近くにポケモンGOのジムあり、ただし展望台付近ではない(記憶の限り記載するよ)

展望台に行く途中にも軍用施設の跡。
左側が戦時中の建物。発電所、だったかな?
右側に写っているのがガイドさん。東京から移住したそうな。

JAXA 小笠原追跡所
東平アカガシラカラスバトサンクチュアリ
小笠原亜熱帯農業センター

これらをフラーっと回りました。JAXAは車内で簡単な解説。サンクチュアリは中に入れるガイドさんが一緒の場合のみ入れるので、今回は入り口の見える位置に車を止めてくれて簡単に解説。農業センターは奥までは行かずにくるっと回って終了。
※ポケモンGOのジムなし

小港海岸
人数が少ないこともあり、時間が結構余ったのでもう一か所行きましょうか、といって連れてきてもらったのがこちら。
青い空、透明な海。最高に穏やかでいい場所でした。
※ポケモンGOのジムなし

時雨ダムから流れ出る八瀬川(やつせがわ)。水面が穏やかで山が写る。
ナイトツアーでもこの場所にきましたが、夜には星空が写りこんでいて幻想的でした。

小港海岸の目の前にはバス停が。
ここが東京都最南端のバス亭だそうです。母島のほうが父島より南にありますが、バスは走っていないんですって。

以上で島内ツアー終了。出発地点までバスで戻って解散しました。
ガイドを聞くことができたのも、当初予定していなかった分すごくよかった。

島内ツアーから戻ってきて、ナイトツアーの前に夕飯に。

居酒屋まんた】さんに行きました。

ウミガメのカメ刺し、カメ煮と小笠原諸島ならでわのメニューを頼みつつ、島魚のお刺身、島野菜の天ぷら、グアバうどん、鶏のから揚げなどなど。
おなかいっぱい。

19:30からナイトツアー。
オガツアー】さんにお世話になりました。

光るきのこグリーンペペ、天然記念物のオガサワラオオコウモリ 、海岸の夜行性生物(スナガニ、天然記念物オカヤドカリ、夜光虫等)、そして星空観察。
最終的な結果としては、

☆グリーンペペ ×:すごーくほのかに光る小さいのを見ましたが、正直よくわからなかった。同じ光る菌が繁殖している竹も一緒に見ましたが、こちらがうっすら光っているねーという感じ。

☆天然記念物のオガサワラオオコウモリ  △:いる!でも、上手に見つけられなくてライトを当てられない。あとから来た同業者さんが速やかに発見。そちらのお客さんたちがしっかり見れる。私たちの位置からは良く見えない。

☆海岸の夜行性生物(スナガニ、天然記念物オカヤドカリ、夜光虫等) 〇:ヤドカリが恐ろしく大量にいました。星を見るためにライトを消したら、靴の上をヤドカリが通過したときは変な声でました。
カニも持たせてもらえたし、夜光虫は海の中にいるのはあんまり見れなかったけれど、砂浜をすり足で歩くと、砂の中にいる夜光虫が光るという面白い体験ができました。

☆星空観察 ◎:すんばらしい星空。あんなにたくさんの星、見たことない。空に雲がないし、月もほっそい三日月で早い段階で沈む時期だったこともあって、最高の星見日和でした。

一緒に同行した方々も50代後半のおじさま3人組(同じ職場の夏季休暇できた)、大学生と高校生の姉妹、ユースホステルに泊まっている女性、我々と同じ宿に泊まっている男性と様々。
移動中の車内でオガさん(本名が小笠原さん)が「今日の午前中はなにしていたんですかー?」「明日は何をするんですかー?」みたいなおしゃべりをしてくれたので、和みました。
ずーっとオガさんがおやじギャグを言い続けて、最初のころはおじさま3人組が程よく突っ込んだり乗っかったりと面白かったのですが、最終的にはおじさまたちさえも何も突っ込まなくなったのは逆に面白かったです。

宿まで送っていただいて(送迎付きです)、二日目終了。

特に印象的だった出来事は、2重でかかった虹と小港海岸の星空。
父島到着一日目から、圧倒的な大自然を堪能させてもらいました。


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