六本木ヒルズで開催されている『INNOVATION TOKYO 2018 – AR Playground with Niantic -』に遊びに行ってきました。

・Neon
・AR Roppongi x INGRESS
・Pokemon GO AR庭園
他、TVアニメ「イングレス」の上映会や音声AR体験、トークショーなどを開催。

お目当てはポケモンGO。
ポケモンGOは2つのアトラクションが用意されており、特に音声をヒントに毛利庭園内でポケモンを探すアトラクションがメインに紹介されていました。

が、今回体験してきたのはポケモンGOのこっちじゃない方のアトラクション『自分で登れるバーチャルジム』とそして『Neon』です。

どちらも中々楽しかったので簡単なレポにまとめました!
楽しかった方から紹介します。

●Neon
これ、何かって言うと、体験型ARシューティングゲームって感じのものでした。
オフィシャルの説明を引用

今回が日本で初めてのお披露目になるNeonは、Nianticのテクノロジーのサンプルのひとつとして作ったゲームです。スマホを使ってみんなとビームを撃ち合う、一見シンプルで楽しいゲームの裏側には、その瞬間になにがどの位置にあるかをリアルタイムで読み取る、最先端の位置情報やARのテクノロジーが使われています。

最初は「大屋根プラザのところで、AR使ったゲームやってるみたいだよ」という話題を聞いて、面白そうだから見に行ってみるわーと返事をして会場に向かいました。
そこには囲まれたスペースが。ちょうどゲーム真っ最中だったので、観察。
一人一台端末を渡されて、それでターゲットに照準をあわせて打つゲームなのかな?という印象。
2ゲーム程度見てみて、その2ゲーム目に参加されていた一人の女性がかなりガチで動き回ってプレイしていた事によって、圧倒的勝利を手にしていたのが面白くって、私もやる気になりました。
そんなわけで列に並び、前のチームの戦いを観戦。
どのアトラクションも20:00終了にもかかわらず、私が並んだのが19:20頃だったため、1チーム4名での戦いになりました。
この戦いもとても良かった。カップルと男性2人組の4名での戦いだったのですが、彼氏さんとスーツさんの一騎打ちが見ていて楽しい。
1ゲーム2セットで行われるんですが、前半で1位だった彼氏さんを最終的にスーツさんが追い抜いて1位になっていたのは爽快でした。
終わった後の熱い握手。初対面でも、一緒に戦ったらもう仲間…は言いすぎですが、全力で楽しむのが大切。

終了時間が近いこともあり、人が集まらなくて待機していた私ともうお一方。
スタッフさんから「大変申し訳無いんですが、我々の先鋭と一緒にプレイしていただくことになります」とのお達し。
まーじかー!と思いながら、中にはいって荷物を置きました。
すると、飛び込みで2名増えてくれて、結果ソロ参加4名とスタッフさん1名の5人での戦いとなりました!

簡単にゲームルールの説明。
端末で、足元に映る白い光を写すと弾が充填。その状態で他プレイヤーに端末を向けて画面をタップ。
すると弾が撃てるというもの。弾がなくなったら再び充填するために、フロア内を移動する必要があるのです。
とにかくフロア内を動き回ることが大切で、止まっていると打たれるし、弾がなくなってしまう。
そのため、動いて弾を充填し、動いて狙いから避ける必要があるのです。
前半が終わった時点ではまだ平気なのですが、後半戦はかなり体力勝負です。普通にめちゃくちゃ息が揚がりました。
正直、初見だとプチパニックを起こしながら、とにかくがむしゃらに動いてがむしゃらに打つことしかできないなーって感じでした。

【やってて感じたこと】
床にカメラを向けて移動、弾を拾うと軽く震える。が、弾がどこにあるのかとってもわかりにくい。
プレイ中のユーザーをAR上での動きを合成させた映像をスクリーンで移してくれているので、私は時々そっちを見ました。
ガンガン歩かないと全然弾が拾えない(拾われてしまうから)。弾がちっとも見つからない。

弾の残数がわからない。打ってるはずなのに、画面上でなんのモーションも起きないことで気がつく。
(追記:残数は画面の上部に表示されていました!)

カメラをプレイヤーに向けてタップすると、光の弾が発射。ただし照準を定めているつもりが当たるとは限らない。
正直、当てられているのかどうかが全然手応えがなかったです。

残り時間がわからない。これは今回の開催が初めてで、運営側が調整できるようにするためにあえてかなーとは思いました。

端末の左側に『当てた数』、右側に『当てられた数』が表示されます。
私の成果はといえば、具体的な数字は覚えていないものの、前半戦終了時は当てた数よりも当てられた数のほうが大きかったんですよね。
これがね、結構悔しくって…。後半戦は、がんばって弾を拾って、打つ!!せめて当てた数の方を大きくすることを目標に頑張りました。

前半戦のトップは先鋭スタッフさん。
悔しがるお兄さんと私。「くっそー!!」「悔しい!!」と言う我々に対して、
「後半戦も全力で勝ちにいきますよ(ニヤリ)」と煽ってくる先鋭スタッフさん。
おかげさまで共闘しました(笑) が、無情にも実況をしてくれているお姉さんスタッフの声。
お姉さん「お!トップが交代しました!!」
先鋭スタッフさん「いまは…バンダナのお兄さんがトップですね!」
すかさず端末をお兄さんに向ける私。
先鋭スタッフさん「さっきまで味方だったのに(笑)」
お兄さん「ひどいー!!」

最終的に、お兄さんが逃げ切りました。
私はといえば、無事に『当てた数』が『当てられた数』を上回ることができました。わーい!

プレイヤーがガチで楽しむことが一番楽しくなる秘訣ですね。
盛り上げるために煽ってくれた先鋭スタッフさんにも感謝です。
今日からスタートしたアトラクションなので、世界中で336番目にプレイさせていただくことができました(たしか、この数字)。

プレイしてみた感想としては、あっという間だったので、そこまで適応はできなかった。
でも全力で楽しもうとすれば楽しい。ただ、あくまでも同じ程度の体力や運動スキル同士だから成立するのであって、そこに格差があるとかなりキツそう。
ファーストプレイは色々とてんやわんやでゲームの精度とかはそこまで気にしなかった。
けれど、少しでも慣れたほうがより楽しめそうと思う半面、慣れてきたら照準が全然合わないとか、弾である光がわかりにくくてどれのことかわからない、残弾数をどこかに表示できないのか、といった点が気になってきてしまってモヤりそうだなーって思いました。

とはいえ、開催期間中にもう一回くらいやりたいなー。やりたいなー。と思っているので、とっても楽しかったです。
終了後に一緒にプレイしたお姉さんやお兄さんと少しだけお話し。
お姉さんは「新しいタイプのサバゲーって感じですねー」と言っていて、なるほどなと思いました。
あんまりこういう交流はないのでこの点も楽しかったです。こういう、他人と一緒にレクレーションで交流を持つ感じは、リアル脱出ゲームだは普通になってきているから、ありだなーと思いました。

●Pokemon GO AR庭園 自分で登れるバーチャルジム
こちらはシンプルにAR体験。ガッツリゴーグルをつけてくれます。
真ん中のポールを握りしめて、バーチャルジムの階段を登って降ります。
つまり、体験中の人を見ると同じ場所をおっかなびっくり回っている状態です。

私、ARゴーグルというか、ヘッドマウントディスプレイをつけるのはUSJ以来。アトラクション以外では初ということもあり、どんな感じなのー?と興味がありました。
やることといえば、上でいったとおり階段を登って、テッペンまで行ったら今度は下まで降りてくるだけ。
さらにいえば、真ん中のポールを持ってぐるぐる廻るだけです。

正直、USJでARアトラクションを体験してみての感想は、視覚だけジャックされても、そこまで感覚は奪われないというものだったんですけど、こちらのアトラクションは結構怖かったです。
何が怖いかっていうと、明らかに『ズレている』んですよね。
持ってるポールはモニターの中にも写っているんですが、この位置がズレている。
そして腕のイチから階段の足場の位置もだんだんとズレていく。
流石に足場がほとんどない階段を歩くのは、たとえARであっても怖い。不安点なんだもの。
おかげで気持ちも不安定になりました。
▼ランダムで案内。自チームのジムに登れるとはラッキー!

▼体験している人を外から見るとこんな感じ

そんなわけで体験レポでした!
ARコンテンツは今後も増えていくだろうし、もっと身近に体験できるコンテンツになるかもしれないけれど、少なくてもすぐすぐにヘッドマウントディスプレイを買う予定などはまったくないので、貴重な良い体験でした。

開催期間中にもう一回来たいなー。


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