昨今、大々的に普及している電チケにあんまりお世話になっていない私が、電チケについて調べてみました。

ふんわりざっくりしたことをまとめるだけなので、詳しい使い方などを調べている方はこちらではありません。そういった内容は公式に行きましょう。そこのところはよろしくお願いします。

ラインナップ

概要

基本的には電チケの名称とどういったアーティストが使っているか、などをまとめます。
それ以外は雑記。最後に私の思うメリットデメリットと調べてみての感想を書きました。あくまでも一般人の人がWEB上で検索したり、これまで経験したことをベースにまとめていますので、その点はご了承ください。

まず、私がTwitterで行ったアンケートの衝撃的な結果をご覧ください。

この結果は、中々な私に衝撃を与えてくれました。

そんなわけで、まずは投票数の多かった順にいきます。

●ticket board

通称チケボ。個人的なイメージとしては、LHD(EXILEなど)が使用している電子チケット。
もちろん中島美嘉や米津玄師なども使用しているので、大手中の大手。
かなり昔から稼働しているサービスということもあり、ガラケーでもSSLサーバ証明書に対応している端末だったら電チケが使用できる。(2018年7月現在)
チケットの申し込みはスマートフォンとガラケーと携帯電話からの申込みのみ。PCでアクセスすると受付中公演は確認できるけれど、あくまでスマホ最適化されたページを閲覧だけできる。
取り扱いしている公演のチケット受付ページはほか(プレイガイドやオフィシャルサイト)で作られていて、電子チケットのみチケボが担当しているというケースもあります。
【追記7/24】
記事を書いた数日後に、チケボがQuick Ticket(クイックチケット)を導入。リリースが出ました。
今後、ticket boardでは、「QRコードチケット」「QuickPASS(電子スタンプチケット)」の2種類の発券方法を活用するんですって。
ということは、チケットボードはプレイガイド的(販売媒体)な立ち位置?ということなのか?と、疑問が深まりました。。

利用方法:「ticket board」会員登録をする
アプリのDL:不要
定価トレード:あり
公式サイト:ticket board

●スマチケ(e+)

続いて、e+の電チケとしておなじみの『スマチケ』。
個人的にはこちらの方がメジャーだと思っていたので、先のアンケート結果には本当にびっくりしました。
e+で電子チケットを選んだ場合は、こちらを使用。というか、そもそも『スマチケ』を選択するという表記がされてます。
なので、いろんな公演が対応。特定の公演で使われているというよりも、e+で電チケを選んだら、おのずと使う電チケ。
公演によって、分配操作がおこなえないよう制限されることがあるらしいですが、分配も可能。メールやLINEで分配できるので簡単。
別に分配しなくてもよい、というところも好きです。唯一使ったことのある電チケですが、同行で連れて行ってもらったこともあり、分配せずに入場しました。
e+アプリが必須なのだけど、e+アプリ自体は電チケのために存在するわけではなく、チケット情報やお気に入りアーティストのニュース(SPICEと連携)を見ることがメインコンテンツ。
このアプリ一つでイープラスが提供しているサービスを存分に楽しめるのは好印象。盛りだくさんです。
入場はスマホにダウンロードしたチケットを見せるだけ。この画面を係の人が入場操作すると入れます。

利用方法:e+の会員登録をする
アプリのDL:必要
定価トレード:e+の仕組みとしてあり
公式サイト:スマチケまるわかりガイド

●EMTG

ある日突然現れて、気が付いたらすごい浸透していたEMTGの電チケ。
個人的にはコブクロのツアーで数年前から使われていて、ここ数年で一気にいろんなアーティストの公演やフェスも対応するようになった印象があります。
サカナクションもこちらを使用していますね。
スマホのみ対応のためガラケーは非対応です。使用するためにはアプリが必要となっており、それがiPhoneかAndroidなので当然ではありますね。
WEBページも丁寧に作られており、慣れるまでは中々わかりにくい電チケの仕様手順などを伝えようとしている姿勢を感じます。

利用方法:EMTG会員登録をする
アプリのDL:必要(EMTG電子チケット)
定価トレード:チケットトレードサービスあり
公式サイト:EMTG

最近では、EMTGの仕組みを使いながら、公式サイトがカスタマイズして電子チケットの受付や販売を行っているご様子。チケット代行販売の一種ですね。
AKB48グループチケットセンター電子チケットアプリ
※アプリまで専用のもの
Mount Alive MEMBERS
※会員サービスをEMTGのシステムを使って運用

続いては、今後が気になる電チケ勢

●ローソンチケット電子チケットアプリ

通称:ローチケアプリ。
ローソンチケットの電子チケット。2017年からスタートしたサービス。
星野源のライブツアーで使用されたのは確認しました。その後はどの程度使われているのかは知りません。
e+とは異なり、電チケのためのアプリです。その辺はEMTGアプリに近いかもしれませんね。(と言いながら、EMTGアプリについて詳しくないので想像からの発言)
ローチケは、紙チケはローチケ、電チケはチケボやEMTGといった連携を取るパターンの受付が過去に行われていた印象が強いので、全部をローチケで!という時代がいつしか来るのかもしれません。
(それにしても、チケボやEMTGの勢力がとても強い印象)

利用方法:ローチケ会員登録をする
アプリのDL:必要
定価トレード:チケットトレードサービスあり
公式サイト:ローチケアプリ操作ガイド

●tixeebox

今回調べてみて、初めて知りました。
過去の実績を見ると【SATANIC CARNIVAL’18】や【ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR】で使用されている電チケらしい。
ぴあと連携を取っており、『販売』と『発券』を分けて2社でやるという体制をとっているみたい。
ぴあの電チケというと、auと一緒にやっているup!!!のイメージが少なからずあったのですが、私自身はドコモユーザーなのでup!!!の中身を全然知らないんですよね。あくまでauユーザー向けのサービスだなって。
そう考えると、ぴあがメインで手を組んでいるのはこの電チケって感じなんですかね。(詳細は今回は掘りません)
公式サイト:tixeebox

●LINE TICKET

LINE、アミューズ、テイパーズが共同出資の新しい電子チケットサービス。
昨年より話題に上がっており、どんな状況かしら?と思っていたら、2018年秋よりサービススタートというリリースが出ていました。
[ORICON NEWS]新電子チケット「LINEチケット」今秋よりサービス開始
▼以下は記事からの引用

主な利用の流れとしては、アーティストの公式アカウントと友だち登録し、そこからチケットを選択、LINE Payで支払いを済ませた後に発券する。LINEチケットは単にチケットを売買するだけでなく、各LINE IDと紐付けることで、イベント前・最中・後と、すべてのプロセスにサービスを提供。ファンとアーティストの関係、また、イベントとユーザーの関係を“リデザイン”していく。

ほほーぅ。LINE Pay使ってないんだけど、それでしか支払いできないのかしら?
それにしてもLINE TICKETという名の通りに、LINEユーザー以外ははじき出すわけですね。
さすがにアミューズのアーティスすべてがここでしかチケットを売らなくなるようなことはないと思いますが、ファンクラブ先行がLINE TICKETのみになったら、アカウントを作りましょうねって意味合いになるわけですね。
普及率は相当高いでしょうから、特に問題ないのかな。

アミューズ所属のアーティストのライブチケットはテイパーズさん(並びにエブリィ・エンタテインメント)との連携で、『当日発券』によるチケットや『顔認証』といった、ガチの転売対策を行ってきていたイメージがあります。正直、そのアーティストのライブに行かなきゃ、そういった施策を取っていることさえ知らなかったです。
(私は友人から話を聞いて、興味を持ったので調べて初めて知りました)

そういった施策は面白いし素晴らしい!と思っていたので、ここにLINEが入ったことで、よりいろんな公演で使用されるようになる半面、LINEアカウントは作っていない(作る予定もない)人たちが、多少気になるなと思いました。
何かを得るためには、何かを諦める必要もあるから、仕方ないですけどね。
そもそも電チケ自体が、紙チケ派やガラケーユーザーを諦めている存在だとも考えられますし。
ともあれ、個人的にはサービスのスタートを楽しく待ちたいと思います。
使う日は来るのだろうか。

●Ticket Every !

電チケ特化ではないですが、電チケも扱っているので掲載。
こちらの電子チケットは他電チケとは異なり、スマホに表示するものではなく『ICチケット』によるもの。
10-FEET主催フェス「京都大作戦」で、2015年から実施しています。
10-FEETだけでなく、ももクロちゃんやSEKAI NO OWARIなどのライブでも実装されている模様。
運営会社であるエブリィ・エンタテインメントはLINE TICKETでも名前が出てきたテイパーズが資本に入っている関連企業。『当日発券』によるチケットや『顔認証』はエブリィさんの技術なのかな?(コーポレートサイトを見る限り)
この『ICチケット』ってすごくいいですよね。コストも面倒もかかりそうなので、紙チケよりもお値段は上がりそうだけど。
まず、スマホの充電を気にしなくていい。
しかも独自路線で便利な機能がプラスされているの面白い。京都大作戦なら『ICチケット』でカード1枚で会場物販から飲食まで支払いを済ませることができるようにしていたそうですし、別のライブではライブ会場で専用端末にカードをかざすだけでファンクラブ会員継続が完了できるような施策もしたそうです。
もちろんモバイルスイカなどを入れていて、電子決済可能になっている会場だったら、普通の電子チケットでもスマホ一つで全部こなせるわけですが、そこにはやはり充電問題があり、強い衝撃を与えるわけにはいかない電子機器(スマホ)が存在するわけです。
それらを一切気にしないで済むというのは、完全にニーズがあるだろうなと思いました。
いつか使ってみたいチケットの一つ。

テーマパークの電子チケット

ちょっと毛色は変わりますが、こちらは実際に使ってみたので掲載します。

●東京ディズニーリゾート ディズニーeチケット

今年(2018)に遊びに行ってきたので、さっそく使いました。
使った感覚としては、便利!
・メリット:なくさない
・デメリット:ファストパスを取るときに、まとめて一人が取ろうとするとスマホを渡さないといけない
シンプルにQRコードを画面上に表示しているだけなので、画面キャプチャしておきさえすればすぐに使えます。
よりセキュリティが強いタイプのQRコード式の電チケだと、画面キャプチャ(静止画)だとダメだったりしますが、そこまで厳密じゃありません。

なくす心配がないというのは素晴らしいと思いました。
東京ディズニーにスマホかざして入園可能に、電子チケットを導入、メールやLINEで共有して利用可能

●USJ ダイレクトイン(QRコード)

物理TICKETではなく、QRコードの画面で入場したり、なんだりかんだりできるチケット。ディズニーと使い勝手はほぼ一緒。
・メリット:なくさない
・デメリット:入場券とエクスプレスパスとチケット購入必須のアトラクションがそれぞれ別のQRコードで発行されるので、表示を切り替えるのがめんどくさい

USJのWEBチケットストアはもう一段階、ユーザーに優しい仕組みになれる気がします。
エクスプレスパスやチケットを別途購入必須のアトラクションは、体験する時間をチケット購入時に選ぶ必要があります。
せっかくユーザー登録して使用しているのだから、入場券をカートに入れて、それらの追加チケットを購入するときに、そのチケットの買い方が可能かどうかのアドバイスを表示してほしい。
もちろん実現不可能なら買えない、とかはダメですけどね。それをわかって諦めて買うのと、気付かずに買って絶望するのは話が違うと思うんです。
そしてそれらのチケット情報が全部含まれた1つのQRコードを発行してくれたら嬉しい。
そうなったら、より一層便利だと思うなー。ディズニーのeチケットを使用した後だからこそ、そんな風に感じました。

そのほか電チケ

電チケについて調べていたら、全く知らない電チケがまだまだあったので、羅列だけします。
どの電チケを聞いたことがあって、使ったことがあるかって、どんなアーティストやイベント、展示施設などに遊びに行った(行こうとした)のかが強くかかわってくるものだと、当たり前のことながら再実感しました。

スマチケ
e+のスマチケじゃない、スマチケ。ネーミングバッティングしているけど、どっちが先だったのかまで調べるつもりは全くございません。

Peatix
セミナーやイベントのチケットが中心なのかしら?と思ったら、フジロックのチケットも取り扱ってました。
その他、加賀温泉郷フェス2018(石川県)、りんご音楽祭(長野県)など。
本社がアメリカにあってびっくりしました。
主催者が登録をすることで、すぐに電チケ販売ができるようになるサービスでした。

事前審査なし、今すぐチケットを販売することができます。告知ページは誰でも簡単に、イベント名やチケット金額、会場住所などを入力するだけで作成できます。

e+もそういった方面に関しては手広いイメージがありましたが、こちらは自分で登録作業を行う必要があるとはいえ、販売手数料のみという点が住み分けになっている気がしますね。

SKIYAKI TICKET(スキヤキ チケット)
私は知らなかったのですが、大手ファンクラブ運営会社のやっている電チケサービスなんですね。
ワンタイムQRコードを使った電子チケットサービス。30秒ごとに更新されるQRコードだそうです。
少し前に聞いた、ジャ〇ーズのライブで使用されていた電チケってこれかしら?
QRコードの左右が更新されるから静止画の画面キャプチャじゃダメという話題で知りました。
画面キャプチャではなく、WEBページをそのままローカル環境でも維持できる方法があるというのは、その時に初めて聞いて、感心したものでした。
ここの電チケはまさに、知らないから知らなかっただけのメジャー路線の可能性がありますね。

ASOVIEW
レジャー特化型電子チケットサービス。
気になるあそびを探して、プランを予約して、それで終わりなのではなく電子チケットを購入するという仕組み。
使ったことはないのですが、最近レジャーを調べるとちょいちょい出てくるので、いつかご縁があるかもしれません。
購入まで至らなくても、レジャーの情報を調べるのにWEBサイトとして使えます。

QuickTicket
コミュニケーション型電子チケット、とのこと。
西武ライオンズやサンリオピューロランドで実装されているそうな。
使ってみないとわからなそうなのは「専用サイトやアプリは不要」「いつものチケットサイトと連携するだけ」「来場者はいつもと同じやり方で、チケットを買うことができる」…どういうことだ??
「LINEで発券」を選択するとLINEにチケットが届くらしい。どうやらこのサービスのSNSアカウント(@LINEかな?)から、メッセージで送られてくるみたい。
入場時はスマホにポンとスタンプを押すだけ。(EMTGと同じ?なのかな?)
国際特許をこちらが保有している技術らしいので、EMTGが技術をお借りしているか、似て非なる技術なんですかね?
LINEでつながることでイベント中にリアルタイムなコミュニケーションが可能!先にも述べたSNSアカウントを使っての連携企画かしら?(LINETICKETが今後やろうとしていること?)
アフターフォロー。LINEを使って、関連コンテンツやグッズの販促など。(これもLINETICKETが導入していく予定ですね。そしてEMTGも現時点で行っているサービスですね)
でもこちらとEMTGで大きく異なる点が2018年6月に生じました。
こちらは『ガラケー対応の電子チケット発券サービス』をリリースしたのです!これを2018年の6月に実装するということ自体が、結構すごいなーって思います。
きっとニーズがあったということなんでしょうね。

上記システムを利用した別サービス。運営会社も異なるようです。
STORES
電子チケットを作成・販売するなら「STORES.jp」
こちらは2分で作れるそうです。掘り下げてはいないので、どこでどの程度費用が発生する作りにあっているかは不明。

まとめ

●電チケのメリットとデメリット

私の考えるそれぞれは下記です。

メリット

・ticketを忘れる可能性が限りなく低い。
スマホの充電に関しては、基本的にみなさん連絡が取れなくなるという事態と隣り合わせになることもあり、対策しているのでそこまでデメリットではないと思います。
・ギリギリまで座席番号を出さないことで転売対策ができる
・個人のスマホに依存する仕組み(電話番号認証必須)が多いので、転売対策ができる
・お店に行って発券をする必要がない(手間や発券手数料)

デメリット

・チケットの半券が残らない
・色んなサービスがあるので、参加した記録を一軸で見ることができない
・スマホが電話番号を持っていない(Wi-Fiでネット接続)ため、各種サービスに対応できる環境を持っていないと、応募できない(随分とイレギュラーな例)

私はいまだに紙チケットが好きですし、半券をファイリングしている人です。
紙チケがあるなら紙チケがいいって思ってます。それでも、電チケの意義だとか便利さっていうのは、すごい実感しています。
電チケでもいいから、そのライブに行った証を物理的に欲しいという気持ちが強いのだと思います。
EMTGが以前、電チケだったとしても会場内でもらえるプレミアムチケット的なものを実施するというのを読みました。なんて嬉しい試みだろうと思いましたし、そののち私自身もサカナクションで類似のものをもらいました。
それはチケットにしては厚手で、ファイリングするにはやや大きかったのですが、フライヤーと一緒にすべての参加者に配られました。すごい嬉しかったです。
もちろん、EMTGがアプリ内で展開しているライブ後のデジタルコンテンツやLINETICKETがやろうとしていて、QuickTicketがすでにやっている事前の企画や事後のフォローも良い試みだと思います。
ただ、その日、その場所に入れた証をどうにか欲しいという望みを叶えながらも便利で転売対策も取ることって、やっぱり難しいんですかね。

便利なのもわかる。転売対策がより取りやすいのもわかる。
でも、それ以外の価値は淘汰されて行ってしまうのだろうか、と考えてしまいます。
EMTGだって、何も毎回毎回やっているわけではないと思いますし、きっとあの対応が特別なものだったんだと思います。
それでも、これが続けばいいなーと願わずにはいられない。

とはいっても、ライブあってこそ、アーティストあってこそですから、何かを削らなければ続けていけない日が来るまで、毎回紙と電子を天秤にかけて、チケットを購入していきたいと思います。以上です!