友人に急遽お誘いいただいて、ベビメタちゃんライブに行ってきました!
ワンマンは行ったことがないことや、友人から話を聞くに、結構独自なチケットシステムやライブ内容という印象を持っていたのでワクワク!
フェスで客席後方からみたり、DJで曲がかかったり、WOWOWでライブ放送しているのをチラ見したりしていたものの、そんなに曲を把握していない。
というわけで、友人らに紹介曲を聞いて、Youtubeで前日に曲を聞いてから参戦しました。
物販に関しても、こんなの初めて!だったのでそのあたりなどのレポ+日記です。
セトリも調べてきてちらっと曲の感想も書くのでネタバレありと思ってください。
★ベビメタLIVEのココがすごい
●物販が『ご購入は【当日のチケットをお持ちの方】、【お一人様1チケット1会計限り】可能です。』しかも、【1アイテムにつき1つまで】。
まじか!!!チケットないと買えないんですか!?と思いました。
でも、これってすごい試みですよね。転売対策、在庫対策、どっちもできる。
撲滅はできないけど、購入制限としては、これ以上ないくらい制限している。
これなら余剰分が発生しにくいから転売もされにくい。
そのうえ、用意されているチケットの分だけ各アイテムの個数を用意すれば少なくても足りなくなることはない。
ただし、Tシャツはサイズがやデザインが生じるので、どれくらい用意するべきなのかすごく難しそうだけど。
実際、さいたまスーパーアリーナ公演はTシャツとソックスが2日間共通で完売していた。
過剰に作らないということは、在庫も残らない。在庫が過剰に残ったら、その分置く場所が必要になってくるわけで。
その倉庫がどれくらいの規模で用意されているのかも不明ですし、他のアーティストの商品もありますからね。
これまでLIVEのグッズは即完売、その後のWEB通販もなし!みたいなことが普通だったという話なので、この在庫問題は結構シビアに考えられているんじゃないかなーなんて想像。
一つだけ思うこととしては、転売対策もわかるし、なにか大量に作れない事情もあるんだろうけど、平日だからライブいけない、チケット取らない、でもせめてグッズで!!みたいなファンには優しくないですね。
でも、誰にでも優しいなんて…無理ですし…。ね。
そういう人は5万円越えのDVD BOXを買うのでしょう。(あれもすごい話だ)
●物販、ツアー初日は早朝から待機列。朝一からツイッタートレンドに。2日目は待機列少なく、販売開始1時間前に到着後、1時間半後には無事購入。
私が行ったのは2日目でしたが、声をかけてもらったのは初日の前日。朝からTL監視員をしていたらトレンド入りしていたので、初日だと気づきました。
その際にグッズの購入制限について知りました。せっかく連れて行ってもらうこともあり、グッズ購入をするのならお使いするよーという連絡をしつつ、キーワードで会場の様子を見守っていました。
へー、7時くらいに並び始めてる…販売開始は何時?10時くらい?(実際は11時)最後尾列の位置情報とか共有してる、優しい
など、思ってTLをみてましたが、すごい話だなぁって。
もちろんBUMPも(非常によろしくないが)徹夜組とかがいたらしいって話だったから、どんな購入制限であっても、どれだけ用意していようとも関係ないものだなぁとも思いました。
6時間くらい並んで購入している方々のツイートは、輝いて見えました(目の錯覚です)。
なにがすごいって、みんなチケット持っているし、みんなその後にライブ行く、ということがすごい。
体力無限大。
そんな初日の動向を、ツイッター上だけで眺めていたこともあって、二日目は並ぶ気満々で会場に向かいました。
(チケットは前日に受け取りました)
その結果が『販売開始1時間前に到着後、1時間半後には無事購入』。
めっちゃスムーズでした。
待機列は外に。10:50ごろに列移動。
正面の入り口から入って、ビックリ。こんな使い方するんだー!
スペースをフルで使うのではなく、物販と待機列用のスペースがありました。
階段を下りて、フロアへ。
列の流れとしては、関所が2回ある感じ。
列をしばらく進むと一か所目【チケットチェック+札】。
ここで当日のチケットを持っていることを確認。1枚で1回だけなので、チェック済みとしてスタンプを押してもらいます。
そして購入時に必要な札をもらいます。1日目は赤札、2日目は白札のようでした。
そこまでは4列ぐらいで進んでますが、この時点で2列構成に。
さらに一往復くらい進むと次の関所。ここはシンプルに、購入ブースの入り口。
ブース内の人数を見ながら調整した人数を入れてくれます。
この二か所目の関所はタイミングによって手前と奥と使い分けていました。
そうすることによって、混みあう売り場を調整していたと思われます。
待機列は混みあうこともなく、詰まっていることもなく、非常に快適でした。あんなに人がいるのに。
とはいえ、2日目の人数はそれほどでもなかったからかもしれませんね。
購入ブース内に入って、どのあたりが空いているのかをアナウンスしてくれているスタッフの声を聞いて列に並びました。
まずは札を渡して、購入アイテムを伝えます。
タッチパネルで商品を入力→アイテムを取りに行くという流れなので、一つずつ伝えました。
お使いメモはグッズ番号とサイズがわかるように情報をもらっていたので、とてもスムーズに完了。
ブースの外に出て、持参した袋にグッズをしまって離脱しました。
私は3つくらいでしたが、やはり全部網羅しているのかなー?という大荷物の人もいましたから、どれだけ買うかは人それぞれですね。
ほかのバンドがやっているような、いくら以上購入したらバック(ビニールやメッシュ)が付いてくる!とかあったら、便利なのになーとか思いました。
(実際、持参したのはサカナクションのメッシュバック。あれ、便利)
●ベビメタちゃん可愛い!!!神バンドカッコいい!!! 軽快なダンスと低く響き渡る低音サウンド
スタンド席だったのですが、恐ろしく良席。ステージ近いけど、近すぎないからステージ全域見えるし、スピーカーからの距離も程よい。
その上で、ベビメタちゃんが可愛いんですよーやっぱり。
以前は花道や出島などもあったそうですが、今回はシンプルな作りで、ステージが普通にあるのみ。
結構珍しいなと感じだのは、ステージのサイドが階段になっていて、その下にはスタッフがたくさん待機している。
これによって、ステージ袖まで行かなくてもギター交換もできるし、ステージからベビメタちゃんがさっといなくなるときの距離も短い。
これらの行動が、段差の下にスペースがあることによって、ステージ袖を隠す必要がなくなるので、ステージ裏のモニターを遮ることなくでかでかと使えるという。
このあたり、うまいなーって思いました。
それにしても可愛い…。
周りが「尊い…」とつぶやいているのが面白かったです。
あと、聞いていたけど、神バンド、ぱないね!!!
一番印象的だったのは、『ヘドバンギャー!!』でベビメタちゃんたちは首を横に振るタイプのヘドバンはするものの、そこまで激しくはさすがにしないんやねーと思っていたら、ギターさんが一人、ガチヘドバンをずっとしていたのに笑いました。
かっけーーーーーーーーーーー!!!
神バンドのソロパートもかっこよかった。
ベビメタちゃんたちの可愛らしさにこの神バンドの音が取り囲む、この形がチームBABYMETALの魅力なんだと再実感。
●特効の炎は熱い
普段行くライブは、特効と言えば紙吹雪・銀テープ・時々スモークなので、花火・炎・スモークという特効が楽しくて仕方なかったです!
炎もね、熱を感じるような火柱から、狐火のような小さなものがいっぱい、など使い方様々。
なじみがないと、人によっては「普通でしょ?」とかいうかもしれない演出が、非常に楽しかったです。
●映像・照明の演出が印象的
会場に入って思ったことは、すごくストイックな設備だなということ。
モニターはステージ後ろの大モニターのみ。スピーカーはステージ横の2つのみ。
花道も出島もないシンプルなステージ。
印象的なのは、ステージ上の照明。十字架の形になっている照明が3つ、頭上に。
どんなステージになるんだろう!と思いましたが、設備とか関係ないね!
まず照明のカラーは赤・青・白のみ。にもかかわらず、かっこいい演出がいっぱいだったー。
基本は赤い照明。曲に合わせて目に優しい青。
ステージ手前に均一に横に並んだ照明からは天に向かって白い光。これが、なんだか光の檻のようにも見えたり。
客席後方から、ステージのモニターに向かって赤いビーム。その光が当たった場所が焼けとけるような演出。
青いビームも演出は違うけど、同じくモニター上での連携演出。
頭上の十字架照明は、昇降可能で、十字架として掲げられたり、多彩な動きをする照明として使われたりと自由自在。
ステージ前のカメラは3台。
メンバーを撮った映像がモニターに映るのは当然ですが、リアルタイムで動きに合わせた演出(こぶしに炎を纏う)があったり。
(まぁ、動きを映像に合わせている可能性のほうが高いですけど、それだって十分大変)
どの演出もかっこよかったー。
そして何より、ステージ後ろの大モニター!5つのパネルモニターなのですが、超綺麗。
そして5枚にしているのも演出上必要だから、ということはわかっているんですが、それにしてもかっこよかった。
独特の世界観で作られる映像も、ずっと続いていくんでしょうね。
●ライブの時間が1時間半ないくらい。アンコールは一切なし!
ライブ開始前に聞いていたので驚きましたが、終わりが早い!
それでも昔は一時間ぐらいで終わったということだったので長くなったそうな。
たしかに数年前は中学生。納得せざるを得ない。
それに、アリーナはぎゅうぎゅうで大暴れしている人がいっぱいいたので、観客側の体力もね(ニコ)
短いとか感じることなく、大満足の充実した時間でした。
どうせ2時間あったってあっという間だと思うんだから、一時間半アンコールなしでも満足したら十分だよね。
そしてアンコールなしもいつものお約束だからでしょうか、アリーナから終演映像が流れている途中で出ていく人もいました。
が、さすが、運営さん。終演映像(お告げのやつ)が、初日と違ったらしい。
あとは大阪が2DAYSあるので、毎公演、少しずつ解禁があるんでしょうね。
そんなわけで、非常に楽しいライブでした!
もともと好きだった ギミチョコ!!、メギツネ をそうそうに聞くことができたのが嬉しかった!
今回紹介してもらって、いいなー!と思っていた KARATE、Road of Resistance も聞けたし、その他の曲もすごいかっこよかった。
まじで良席だったし、Tシャツ・タオルまで貸してもらって、存分に楽しむことができました。
最後に、開演前に笑ったこと。
開演前の裏ナレで「ダイブ・モッシュ~は禁止です」といったので、まずモッシュ禁止だということに驚いた。
そして同じアナウンスで「ハッピーモッシュピット~」という単語が出てきて笑った。
友人に聞きましたよ。「モッシュ、禁止じゃないの?」と。どういうことだってばよ!?
そういうこともある、ということですね。
とりあえず、ベビメタちゃんのCDを借りる約束をしたので、そちらをあらためて聞きたいと思います!
おしまい。