一月に始まったドラマが、もう終わってしまうんですね。
あっという間ですなー。。
今回はあまり本数を見ていないので感想も簡単に。
※アンナチュラルのみ、別で感想を書きます

視聴ドラマ一覧

■日テレ

もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~
トドメの接吻(キス)
リピート ~運命を変える10か月~

■TBS

金曜ドラマ『アンナチュラル』
日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』

■フジテレビ

FINAL CUT

■テレ朝

BG

■テレ東

バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~
【金曜8時のドラマ】特命刑事 カクホの女

以下は、簡易感想。

もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~

コメディドラマでしたね。最初から、最後まで。最初の頃はずっと、えー…警察なのに犯罪じゃないですかーしかもめちゃくちゃ自覚してるじゃないですかーっと思ってはいましたが、まさか最後に全部の罪を自白して罪を償う流れになるとは…。この着地地点は驚きました。
でも、育ちの家に帰ったら、別にお父様が犯罪に加担しているとかいうわけでもないので、財産はそのままだし、つまり家もそのまま、お金持ちのまま。お兄様は海外で医者続けているし、お姉さまも弁護士続けているし(大変だったとは思いますが)、お父様は学園を追い出されてはいるものの、資産はあるから新しい事業を始めることも可能そう。むしろ家のことをやるのも楽しそう。
結局なんにももみ消されていないし、我が家の問題はすべて公になってしまったし、失ったものも相応にしてあるけれど、意外とエンディングは家族の大切さやあり方を見つめ直すというグッドエンドだったのではないかしら。
キャスティングが良かったなーという感じ。
最後までコメディな感じで、楽しく見ることができました。

トドメの接吻(キス)

今期、もっとも私の心をハラハラさせつつも、最後まで見続けさせてくれたドラマでした。ハラハラの方向性が合わないと、見なくなるので、いい塩梅で進んで行きました。
菅田君が良かったね。麦ちゃんも良かったけど。
なんだかんだ、毎話毎話、良いところまで進んで終わってくれるもんで。良い意味でスリリングで良かったです。
印象的だったのは、Huluで配信された「トドメのパラレル」。主人公 旺太郎の“死後の世界を描く”もう一つの物語。
この作品の世界観がすごくわかるサイドストーリー。
キスで時間を巻き戻したら、その世界はどうなるの?この点をちゃんと描いている作品って、あったりなかったりだなーって。タイムリープは世界観の構築が難しいよね。
特に今期は「リピート」という作品があったものだから、なおさら際立った印象。
最終的に、「トドメの接吻(キス)」最終話の後の時間を描く「トドメのパラレル」最終話は…正直…めちゃくちゃ見たい。めちゃくちゃ見たい!!!
Huluの入会を検討中です。蛇足ですが我が家では「ドドメ」という愛称でこのドラマを呼んでいました。

リピート ~運命を変える10か月~

こちらは最終話の感想を。
結構、救いのない物語だなーって。最後、鮎美ちゃんは「それでもみんなを助けたい」と言って終わるわけですが、彼女は前回のリピートの中で『誰かを救っても、それ以外の誰かの命が失われる』という事実を、そこまで深く考えていないんですよね。そういう意味では天童さんがもっとも、そのことを自覚している。鮎美ちゃんが事故にあわなかったのも、おなかの中の赤ちゃんがその引き換えになったというだけなので、この運命のルールはちゃんと機能している。それが風間の語る「同じ地獄」なのかどうかはわかりませんが、きっとそうなんだろうなーって。
元々原作のあるドラマということも考えると、この終わりは納得なのですが、結構苦しい物語でした。
このドラマのHPはストーリーの中で1話分の内容をしっかりとテキスト化してくれているので、それを読むと原作を読まずとも全ストーリーを把握できるという素敵仕様です。

金曜ドラマ『アンナチュラル』

別記事にしています。→2018年1月-3月ドラマ 感想②アンナチュラル・今期の総評
※記事投稿後にリンクします

日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』

今回のストーリー展開は結構驚きました。まさかど頭から深山の過去をスッキリとさせるとは。前回シーズン1のときは、あれだけ引っ張って、しかも解決しなかったのに!?とは思いましたが、結果としてすっごくよかった。
深山(2話)→尾崎(6話)→佐多先生(7話)の流れで、パーソナルな話を終わらせて、最終話では依頼者や被害者、そして裁判官がストーリーの中心だったような印象を受けました。
特に2時間スペシャルだった最終話は、「メディア(週刊誌)が弁護士の心証を悪くする記事」を見て、依頼人が怒って依頼を取り下げてくるシーンや「冤罪被害者の親族だからこそわかる気持ち」を佐田先生が説明して弁護人を続けさせてほしいと説得し、依頼人が再度依頼してくるシーンが印象的でした。
週刊誌で叩かれて話題になったのは、直前の記者会見だけではなく、第7話のストーリーがあったからこそだと思うし、深山と尾崎が「冤罪被害者の親族である」という事実はシーズン2で描かれた内容。その事実が0.01%に再度挑戦することを可能にするという流れ。いやー…お見事です。
全話通して、ふんだんに盛り込まれた小ネタはほどほどに楽しんでいましたが、7話に出てきた殺された社長の写っている写真にあった「NEXT Innovation」と最終話に出てきた「週刊バイブス」が個人的にすごく盛り上がりました。大好きだったドラマがわかる人にはわかる形で組み込まれているのは良いですね。(ドクターXとかは、あまりにもわかりやすすぎる組み込み方だったので、感慨はない)
今回のシーズン2が、最終回放送2日前まで撮影していたというのもかなり驚きました。
シーズン1で深山の物語を語り切らなかったことは、シーズン2を見越してのものだったのかどうか、気になるところですが、ぜひともシーズン3もやってほしいなぁーと。
全話ずーっと楽しかったです!

FINAL CUT

最終回が一番面白かったです。いや、良かった。面白かった。
12年前の事実の真相、メディア被害への向き合い方、どっちもスッキリでしたね。
正直、真犯人が捕まった後、「え?この後、なんの展開がありましたっけ?」とか思ってしまいました。
が、そもそもの主軸はメディアによる過剰な報道。それによるメディア被害者の問題。
「綺麗ごとばかりがまかり通る、そんな社会の方がどうかしている」という百瀬の言葉。
「過去を正し、使命を果たせ」と訴える、亀梨くん。
小池(林遣都くん)が、感情を爆発させたのもすごくよかった。
ここまでの話で、ずっと積み重ねてきたものが、ぐっと濃縮されて話の深みを出した最終回でした。
正直、メディア被害者となって命を絶った大切な人の復讐や真実を知るために、メディアを逆利用する的な流れは、17年10月-12月ドラマ「ブラックリベンジ」を見ていた直後だったので、あらまーって。あの作品に比べたら、亀梨くんの復讐劇はあまりにも優しくて、面白いけどきっとそれは表に出さないんでしょ?としか思えませんでした。
でもね、その優しさが大切なポイントだったようにも思います。
それにしても、どこまでも小河原家が不審でしたね。父親も、母親も、ちょっと気持ち悪く感じてしまった。子供たちを守るために、出来る限りのこと(隠ぺい)をしたという思いと行動は…想像できなくもないのですけれど。
最終話の行動が想像の範疇を越えていた。そもそも、失踪届を出して死亡宣告する予定だった息子と、お兄ちゃんは死んだと思っているはずだった娘が「連絡を取っている」と聞いたときに、まったく取り乱さない両親。個人的にはあのシーンが怖かった。あとは、若葉ちゃん。情緒が不安定すぎる。は、早く、素敵な恋人ができるといいね。
祥太兄ちゃんも怖かった。真相がばれたときに、なんで泣いたのかがわからなかった。あれは、「いままで逃げ続けてきたのに、すべてが台無しになってしまった」という涙なんですかね。少女を殺して、移動した先でも少女を誘拐しようとしたり、少女に声をかけたり…。自分のやったことを後悔して、とかそういう涙でないことは確かで、自分なら言葉と知識で乗り切れると思っていたこともあまりに浅はかで、何に泣いてんだこいつ?…悔しさ?どこまでも最低だな。それにしても、祥太兄ちゃんのキャスティングにはすごく驚きました。育三郎さんは大好きです。
髙木くん演じる野田くんが!野田くん、優秀すぎやしないか?さながら、サマーウォーズの佐久間くん並みの素晴らしすぎるサポート。とても良かった。彼なら、一人になってもメディア被害者を支えていくWEBサイトを続けていけることでしょう。ただ、収入はどうしているの?バイトで賄っているの?と思うと心配です。
あとは、放送開始前のVS嵐のファイナルカットチームに出ていた小園 凌央さんが、どこに出ているのかずーっとわからなかったので確認しました。
テレビ局メンバーの若手2人組の男性の方だったんですね。(チームメンバー:亀梨さん、栗山さん、橋本さん、升さん、やついさん、小園さん)
ということは、小河原家から三人、テレビ局から二名だったんですね。
ラストまで綺麗に終わって、楽しかったです。ハラハラはするけど、モヤモヤはしない。
取り扱っているテーマや展開に対して、ずっとフラットな雰囲気がする作品でした。

BG

まさかのタイミングで上川さんが亡くなってしまい…それって必要な死だったのー?って心から思いましたが、どうにもこうにも、ラストの展開としては必要だった、ということでしょうね。
上川さんが亡くなるシーンは、「これで、上川さん死んじゃうとかないよねー?足だもんね!打たれたの!!大丈夫だよね!!……っちょ、え、死亡フラグじゃないですか…ちょ、木村さん!もっと話しかけて!!寝させないで!!!ちょっと!!!…いや、寝ただけって描写いれて、うぁ、心電図とか!!やーーーだぁぁぁぁぁーーー!!!うわぁーーーなんでやーーーー」と、声を張らずに絶叫しておりました。前兆なしでこの展開は結構衝撃でした。
斎藤工さんが完全にツンデレキャラだったのは良かったです。木村さんと一緒に焼き鳥の皮を頼んだシーンはぐっときました。
江口さんが悪者風のいい人という人物像でしたけど、なーんか…そこまで好きになれなくって残念でした。
最近のドラマには主題歌がつきものなのですが、BGは主題歌がなかったのが印象的でした。合えて、だとは思いますけど。

バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~

実は前シーズンを見ていません。今回は主題歌が10-FEETだったことと、第2話に出演していると聞いたことにより視聴開始しました。第1話はたまたま録画していたという。
もちろん面白かったのですが、それだけではない、感慨深い作品となりました。
たまたま、偶然とはいえ、見ることができてよかったです。
遅ればせながら、シーズン1もアマゾンプライムビデオで見ようと思います。

【金曜8時のドラマ】特命刑事 カクホの女

なんか、ずっと不思議なドラマでした。
テレ東なんだけど、テレ朝の刑事ドラマの雰囲気。
『刑事ゆがみ』(フジ)でも警察署の屋上として使われていたのと同じ場所が、警察署の屋上。
高橋克典さんが出るたびに、「あ、只野さんだ!」と言わずにはいられない雰囲気。
とても気軽に楽しませていただきました。
このドラマも最終話は2時間だったんですねー。全7話。話数が少ないわりに、そうは感じさせない内容でした。


スポンサーリンク