逃げ恥が…終わってしまった…。
始まりから終わりまで、本当に良い作品でした。

そして先週末には、真田丸が終わってしまった…。
1年通して放送される大河ドラマは、基本見ない私ですが、きっちり一年視聴しました。

2016年ドラマのまとめラスト記事は、こちらの2作品の感想です!

●逃げるは恥だがためになる

2016年もっとも楽しく見れた作品No.1!!
最初は可愛いガッキーが見れる作品、くらいの始まりだったはずなのですが、見れば見るほど、話が進めば進むほど、津崎さんにもみくりさんにも共感できるところが多すぎて、がっつりハマってしまいました。

シンプルに出演者としての新垣結衣さん、星野源さんが好きなのももちろんあるのですが、それだけではなく、やはり津崎さん・みくりさんが本当に、たまらないんですよね。

物語のスタートが、何かしらに「選ばれなかった人」という気持ちを抱えた二人のお話という時点で、自分の中にも近い感覚がまぁ、あるわけですよ。
みくりさんは就職活動で、津崎さんは好きな人に受け入れられたことがない、とか。…まぁ、正直、津崎さんはこれまで自分から告白して撃沈したことがあるのかどうかっていうのは相当に疑問ですけども。

この作品の中で、一番共感して、たまらんなーと思ったのは、津崎さんが「いいなぁ、愛される人は」とみくりさんを思いながら考えているシーン。

ちょっと、見ていた時期も相まって、心の底から共感しました。
わかる!すごいわかるよ!!津崎さん!!!みたいなね。
自尊感情が低い、という流れのときも、わかるわー…としか思いませんでしたし。
それでいて、みくりさん側の行動や感情にも思い当たる節が多くて。。。

津崎さんに、ちょっと踏み込んだ発言をして突き放されたのち、「やっちまった!!!」と深く深く後悔しながらも、言っちゃったことやっちゃったことはもう消えないんという点に悶絶していたシーン。
あれもね!超わかるよね!!そこまで深く考慮せず、つい、勢いで、感情で、突っ走ってしまいました申し訳ございません!!穴があったら入りたいです!!!っていう、経験をした直後だったので、、、

そして最終話のみくりさん。最低賃金での労働。忙しくて、優しくできなくて、なりたい自分から離れて行って、自分が嫌で嫌で。
きっと嫌われてしまったに違いないんだって思いながら、発言がどんどんきつくなって、それがさらに自分をせめて…。

つ、つらい…。最終回の津崎さんはとても良い男でしたね。
自分の内面とも向かい合い、そのくせ、そんな自分の一部を投影したキャラクターが、ちゃんと救われていく物語。
感情だけで話をせず、ちゃんと考えて話を進めてくれる物語。
なんかもやもやして、おかしくないか?ということを、しっかり声に出してくれる物語。

逃げ恥はそんなお話でした。
だから見ていて、嫌な気持ちにならないし、心から楽しめました。
津崎さんは可愛いし、みくりさんも可愛いし、たまらんでした。はい。(日本語変よ?)

ただ、一番納得がいかないのは、平匡さんがファーストネームで呼ばれることをあっさりと受け入れた点ですけどね。
え、そんな簡単に受け入れられるんですか!?と。
津崎さんのそんな受け入れのはやさにはがっかりですよ!もっとドキドキしていけよ!!

あー、津崎さん愛おしい。
みくりさん素敵。

第1話から考えたら、すごく関係性・人間性が変わっていて、それは人間的な成長なのだろうなぁとは思いますが、なによりも、みくりさんが津崎さんを、津崎さんがみくりさんをずっと向き合って、何度も何度も歩み寄るために言葉や行動を続けていった結果だと思うので、そういう意味でも、優しいけど生々しいドラマでした。

あぁ、終わんないでほしいなぁ…。(もう終わりましたよ)

繰り返しになりますが、今年1番の作品でした!
まさか1話を2週見るような楽しみ方をすることが自分にあるなんて!
まさか主題歌も好きすぎて、配信で購入してヘビロテできくことになるなんて!

そんな、これまでしたことのない方向での楽しみ方のできた作品でした!
本当に最後まで、あるある、わかるわかる、そこでハグですか!我慢できなかったんですねわかります、みたいな気持ちでニヤニヤしながら楽しむことのできた良いドラマでした。

本当に素晴らしい作品をありがとうございました!!!

●大河ドラマ 真田丸

堺さんと大泉洋に誘われて、きっちり1年みましたよ。
最初からずっと楽しくて、序盤では毎週、放送を見終わった後にWikipediaを読んでいました。
何度も何度も、同じ項目を。(覚えていられない)
半年くらいはずっとそんな感じで、ウィキで史実を追わなくても作品を見守れるようになったのは、本当に秋になったくらいからでした。

まさか、12月になってからは毎週のようにキリに泣かされるなんて思ってもみなかったし、真田丸を見終わるころに、徳川家康の印象がこんなに変わるなんて思いもしなかった。
真田信繁の物語だったけれど、彼を取り巻く様々な人々が、たまらなう人間臭くて、とにかく生きて生きて、戦国の時代を強く感じました。

家康役の内野聖陽さんは、本当にすごかった。
コミカルで、それでいて恐ろしくて、若いころから老いぼれるまで、すごい役者さんだということを見せつけられた作品でした。
最終回での逃亡シーンでは爆笑してしまいました。

信繁は本当に戦国の世にしか生きれなかったのだろうか?とは思いますが、史実は変わらないから、それはどうすることもできないわけで。

お兄ちゃんのラストシーンも泣けたなぁ。
とにかく、堺さんも洋ちゃんも1年間お疲れさまでした。

また、次の作品でお会いしましょう。

以上、作品別感想でした!

2016年ドラマの振り返りを別で書く時間を作れるだろうか…が、頑張ります。


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