2016年10月-12月ドラマ

今年のラストもドラマは充実でした!
本当に、毎週毎週が楽しみで仕方なかった!
そんなわけで秋ドラマの感想です。

視聴ドラマ一覧
■日テレ
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
レンタル救世主

■TBS
逃げるは恥だが役に立つ
コック警部の晩餐会
砂の塔
IQ246

■フジテレビ
カインとアベル
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
Chef~三ツ星の給食~
キャリア~掟破りの警察署長~

■テレ朝
ドクターX~外科医・大門未知子~
家政婦のミタゾノ
以下は、簡易感想。

※逃げ恥のみ、別で書きます!真田丸も別で書きます!!

 

●1クール通して面白かった作品

地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
始まりから終わりまで、ずっと石原さとみが可愛くて、前向きで、見ていて元気をもらえる良い作品でした。
いわゆる「お仕事ドラマ」というくくりのようでしたが、菅田くんもかっこよいし、変わっているところも魅力的で、毎週安心いて楽しみにできる良い作品でした。
あのドラマで「校閲」という仕事が、ドラマと同じような内容だと勘違いして目指すような人はいないと思いますが、その点に関する、ドラマスタート当初のツッコミは、お仕事ドラマにはつきものなのかもしれないですね。
(重版出来のときも、同じような話が合った気がする)

砂の塔
菅野美穂のお母さん姿が結構よかったのですが、とにかく旦那役の田中が…ちょっと、本当に、どうしてこんなに屑なの?とか思ってしまうシーンが多く、そのくせ2回も結婚できていて、わりと良い奥さんをもらっている気がするのが解せない。
松嶋菜々子演じる弓子さんが、盗聴・盗撮、監視カメラのハッキングなど様々な違法行為を働いていて、そこはいいの?と思いつつ、警察には見つかっていないからということなんでしょうね。
それにしても、元旦那の田中や過去の事件を知っていた刑事さんにしても「あの女は、目的のことなら何でもする」みたいな発言をしていましたけど、特に過去のどの行動からそう感じられたのかは描かれませんでしたね。
結局「犯罪者の息子にはしたくないから、身を引いた(離婚した・子供を捨てた)」という母親像としてのみ説明がされた気がする。
あくまで主役は菅野美穂であり、今のあの家族であると考えるなら
多くは語る必要はないということなのかもしれませんね。

メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断
吉田羊さんの魅力がとても出ていて、かなり良かったです。
医療もの感はあまり強くなかったですが、雰囲気としては「フラジャイル」に近い感覚の医療もの。
外科医がメインじゃないから、印象が違うのかもしれません。
相武紗季さんも素敵でしたが、今回は田丸先生役の吉岡里帆さんが愛されキャラでとてもよかった。
女性メインの団体ものドラマはあんまり合わないことが多いので、最初は全然期待していなかったわりに、こちらは最後までストーリーの運びが良くて楽しめました。
最終的判明する事実も、途中からなんとなく気付くことができる展開にしてくれていたのも、継続視聴を続ける上では楽しめる要素だと思います。

そして冬の戸次さん出演ドラマはこちらでした。
わりと良い役どころだったと思います。戸次さんじゃなくてもよいかもしれない役だけど、戸次さんがやるからこういう人物像になりました、という感じで。
2016年、本当に毎週ドラマで姿を見れて楽しかったです。
(火村(単発)→昼のセント酒→ウレロ(単発)→死幣→レディ・ダ・ヴィンチ)

来年も楽しみにしてまーす!

●ざっくり感想

レンタル救世主
沢村一樹主演。藤井流星くんが金髪でかっこよくて、かっこつけな役をもらって輝いていた。
志田未来ちゃんのラップが意外性抜群でした。

日テレドラマではお馴染みのようになってきた、他ドラマへのコラボ出演などあって見たかったけど結局見なかった「ラストコップ」から窪田君(もちろん唐沢さんも)が出演してくれたのは、見れてうれしかったです!

IQ246
織田裕二のあの癖のある演技は、最初どうなるかと思っていましたが、まぁ慣れるものですね。
中谷美紀がとても素敵だった。
太鳳ちゃんの良さも出ていて、ディーンフジオカもきっと好きな人には程良かったのではないかしらー?と。
ラストがなんだか穏やかで意外でした。
今期のドラマじゃ相当人が死んでいるタイプのはずなのに。
これは探偵もの?なのかな?ピークは最終回一回手前のような印象でしたね。

コック警部の晩餐会
全然見るつもりなかったんだけど、気が付いたらちゃんと見てました。
柄本 佑演じるコック警部がおかしくて、でもそのさらに上を行くこじるりが良かったです。
料理ネタで刑事モノって、すごい物語だったわ。

カインとアベル
月9。桐谷くんの無駄遣い。悪い役じゃなかったし、結局のところ人生勝ち組だったとしか思えない。
選ばれた長男だったときは、その期待に応えることができ、親からの愛情も期待も一心に背負っていた。
その上で支えてくれる恋人も作ることができたわけで。
孤高でありながらも、なんだかんだ愛されているお兄ちゃんだったわけで。
そして、そんな親や仕事、期待や羨望を弟に奪われたら、ちゃんと恋人が支えてくれて、持っていた重たいプレッシャーがなくなって、起業するとか…。仕事ができることはわかりきっているから、きっと成功するように思う。
慎重すぎたり、不安定だったり、そんな一面を愛して、支えてくれる恋人(からの奥さん)も居て、、、なんか、ちょっとずるいくらい。。。
まだ最終回前なので、ラストで何かが変わることを心より願ってます!

Chef~三ツ星の給食~
とくに期待していなかったのですが、毎週楽しく見れてよかったです。
料理ものではありながらも、三ツ星レストランと給食という、相容れない二つの食事態系を並べて、どちらも楽しみながらできるシェフを演じる天海さんが魅力的でした。
そして遠賢さん。あっちこっちのドラマに出ていますが、こちらがレギュラーかなって。
最終的にはご都合主義な終わりだったようにも思えますが、明るくポジティブな内容だったように思います。

キャリア~掟破りの警察署長~
玉木宏大活躍。魅力を前面に出しつつ、ほぼ刑事ものでしたが、金さんは警察署長だったのです。
高島お兄ちゃんも厳つい刑事さんがぴったりだったし、柳沢慎吾さんのおまわりさんもうるさくなくてほどよい存在感。
ヒロイン的ポディションの瀧本美織ちゃんも、ヒロインヒロインしていないけど可愛らしさのある刑事さんで、毎週和やかに見守ることができました。

ドクターX~外科医・大門未知子~
まだ書いている時点では放送が終わっていないですが。
安定して面白いよね。おかげさまで完全にあとから見る系ドラマとして録画案件でした。
加地先生や原先生が復活してくれて嬉しかったです。
海老名先生は途中登場したものの、きっとあれは完全退場だろうから、それだけ残念だったけど、まぁ仕方ないかなって。
滝藤さん演じる北野先生は残留してくれると嬉しいな!
あと、内科の黄川田先生と加地先生、原先生のコントのようなやり取りがとても面白かったので、上層部もこのまま次に持ち越してもらってよいかなーって思います!

家政婦のミタゾノ
結局なんだったのか、よくわからないドラマのまま終わった印象です。
家事情報は役に立つかと思いきやあんまり使うチャンスがないっていう。
松岡はなんで女装して家政婦していたのか…ラストのあの話、妹さんの件だけはミタゾノさん自身の話だったんだろうなぁ、とか。
謎に満ちていたものの、楽しく見続けることのできる良い作品でした。

以上、今回は明るくて、気が重くなるような作品がなかった印象。
ハラハラドキドキ感は少なく、穏やかに「来週まだかなー?」って楽しみに待てるような作品ばかりだった印象です。
砂の塔や月9が若干毒があったかな?くらいで、その若干も本当に薄くて、そういうシーズンだったんだなぁと感じました。

逃げ恥と真田丸は、別記事で書きますのでお待ちを!


スポンサーリンク