GLIM SPANKY presents “MAGICAL WEEKEND PARTY vol.2” at 東京キネマ倶楽部

とても久しぶりに対バンライブ。
全然情報は知らなかったのだけれど、「このキャパで見れる機会は、なかなかない」「東京キネマ倶楽部」「今、チケットの先行やっているよ」という唆しにのっかって、先行に応募しました!

平日金曜日。対バンにゲストで呼ばれている。ということは、先に出ることは確定。
…金曜日?12月上旬の金曜日?

我ながら、よく行くことを覚悟して、先行に参加したものだなと思います。。。

結果、その日までは社畜の鑑のごとき労働をしており、気持ちの区切りや切り替え、リフレッシュ的な意味で本当に参加してよかったです。

東京キネマ倶楽部で知っていることといえば、

・キャバレーを改装して作られたライブハウス

・雰囲気がとてもあって、アダルティ

・鶯谷にある

くらいなものでした。

そして実際に行って感じたことといえば、うーん、ステージが近い!首が痛くなる感じの高さ!

あの独特な雰囲気を感じるには、2階席から見るか、映像で楽しむかって感じですね…という程度に、ステージ周りの装飾はそこまで目がいかない。
ステージ後ろのカーテンや上部のカーテンは、普通のライブハウスでは絶対にないものだし、メインステージに向かって左側にあるサブステージ(今回は使っていない)の階段や柵のお洒落感といったら、たまらなかったですがどれもこれも、ライブが終わってから気が付きました。

今回の客席は1階のみで、2階は関係者、3階は楽屋スペースだったようなので、ステージを見たのは当然1階からでした。
下から上を見上げた感じは、JCBホール(今は東京ドームシティホール、でしたっけ?)をもっと小降りにした感じ。

フロアの足元は2種類の床になっていて、どちらも木製の床。
かつてはテーブルが置かれていたところと、そうじゃなかったところ??なのかな??みたいな想像をしてみたり。

ロッカーは奥のほうにあり、当然数は少ないのですべて埋まっていました。
珍しく普通サイズだけど500円ロッカーでした。(しかも使えるのは500円玉のみ)
クロークを同じ値段で受けてくれていたので(ロッカーのすぐ近く)、そちらに荷物を預けました。

そのままテナーが始まるまでフロアで待機。
いつものようにひなっち側に移動して(クローク、ドリンクカウンターは逆サイド)、待つことしばし。
SEが流れてステージに登場。ライブスタートしました。

ライブの感想は少しだけ。
ガンガンと曲をやってくれて、およそ1時間。
今夜は場所に合わせたアレンジもされているように感じたけれど、真意のほどは定かではない(自分の記憶に自信がない)。
とにかくどの曲も、かっこよくてかっこよくて、何度も小さな声で「かっこいい…」と言ったことか。

何度ライブを見ても、どの曲を聴いても、本当に飽きることも慣れることもがっかりすることもない、すごいバンドなんですよ!ストレイテナーって!!(ご存知かと思いますが)

そんなかっこいい曲ばっかりやって、でもMCはいつもの温度(笑)
さすがにワンマンのときほどゆるーーーーいわけでは…たぶん…なかったかなー?とは思いますが、彼らの良さが全面に感じられる空気でした。

今回の対バンは、いろいろ決まる前に話だけグリムスパンキーとしていて、まだその頃はどっちが呼ぶかというのは決まっていなかったと。
で、いろいろあってグリムスパンキー側に呼んでもらうことになったこと、でも最初の話の時点ですでに、場所と日付は決まっていたことをホリエさんが言って、シンペイちゃんが驚いたり。

ホリエさんが、前日は勝手に環境協会Zと対バンしていて羨ましい。自分も対バンしたかった。3バンド同じ日にしてくれればよかったのに、と言い出したり。
東京キネマ倶楽部、初出演なんだよねーとシンペイちゃんが言ってみたり。(知ってます、だからきました、と思いましたともさ)

実に充実した曲とMCの最高のライブでした。
場所がおしゃれだから、可愛いかっこしていったけど、結局いつもと同じ楽しみ方になりました。
(上は先日購入したホリエギターTシャツ、下はスカートでタイツでパンプス)

汗がじっとりとし、のどはカラカラ。
意気揚々とドリンクカウンターの行列にイン!
ドリンクカウンターのメニューは事前に確認することができず、カウンターについて初めて見れました。
普通のビールは当然あったのですが、梅酒とかもあり、動揺してしまい無難にビールをチョイス。
ビールが来るまでメニューを見ていたのですが、「ラム(コーラ・トニックウォーター)」の記述を見つけて後悔…。いいけどね…。
ビールを飲みながらグリムスパンキーの登場を待つ。
なんだかスーツを着て、会社の偉い人?みたいな大人がたくさんいたのが印象的でした。

登場し、ライブが始まるととってもかっこよくて、曲も乗りやすくいいライブでした。
とにかく、彼女・彼らが(グリムスパンキーは男女2人組のバンドで、今夜はサポートでベース・キーボード・ドラムをプラスした5人編成)ストレイテナーのことが大好きなファンでもあるということが、とても伝わってくるMCも豊富にあり、終始楽しむことができました。

アンコールでは、ひなっちがレコーディングに参加したグリムスパンキーの曲を、ひなっちベースで一曲やり、ラストにはグリムスパンキー+ストレイテナーで「キラーチューン」を。
演奏する前に、グリムスパンキーVoのレミちゃんが曲名を言ってしまうというハプニングもあり、笑いも絶えないライブでした!

アンコール終了後はさっくっとクロークの荷物を受けとり、会場内をきょろきょろ。
さて帰ろう!と思って出口を目指すと、そこには長い長い階段が(笑)

来たときはエレベーターでさくっと上がってきたので忘れていましたが、ここは地上6階。
ぐるぐると非常階段を下りていくと地上に到着。
まっすぐ鶯谷駅まで歩いて、あとは帰路につきました。

今回のライブは、本当に事前の段階で頭が回っていなくて、自分にビックリするようなことがいっぱいありました。
・思い付きで、荷物を全部クロークにいれてはいけない。とくに、ポケットもないような服で行ったときは
(ドリンクコインとクロークの受け取り札を入れないといけないから、カバンは持っていようと思ったのに、袋に詰め替えている時点でめんどくさくなって全部しまった)

(結果、ドリンクコインとクロークの受け取り札をどうするか困った)

(使えるものは何でも使い、冴えない頭をフル活用して、なんとか手には何も持たず、かつ、なくすこともなくライブを楽しめた!閃きの力、すごい!でもすごいバカ。。。)

・腰のあたりがゴムのスカートは跳ねると下にずれていくん…やで…
(そう、それが重力の理)

でも、結果的にはとっても楽しかったから、本当に良い夜だった。
行けてよかった。

どちらのバンドも「つらい」が多い日常を、照らしてくれる最高のライブでした。


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