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LITHIUM ROCK FESTIVAL 2014

LITHIUM ROCK FESTIVAL 2014に参加してきました。
主に、avengers in sci-fi・WHITE ASH・Gotch BANDのライブを中心としたざっくりライブレポです。

会場は新木場StudioCoast。12時オープン。13時スタート。
2ステージの交代制で、メインの「STAR★STAGE」とサイドの「RAINBOW STAGE」。
サイドステージは、通常のステージに向かって左側にステージを設置していました。

入場時には、対バンライブならではの「どのバンドが目当てですか?」との問いかけ。
悩ましいところでしたが、「Gotchです!」とお返事。ザイロバンドとドリンクチケットを受け取り中へ進みました。

入場時に配布されると聞いていたので、どんな感じにライブ中に利用されるのかも楽しみのポイントでした。
(そもそも、「今回のライブ中しか光りません」と言いながら、物販で販売もされている不思議!)

受け取った時点でザイロバンドには光が灯っており、ライブがすでに始まっていることを教えてくれました。
ロッカーは入場後に出入りできるスペースになっていたので、入場してからそのままロッカーへ。
12:00から始まり、終演が20:00予定ということもあって、フードブースも出ていました。
オフィシャルのツイッターアカウントで情報は出ていたものの、種類があまりなさそうだったので事前に昼ごはんを食べてから入場したのですが、予想に反し、中々の品揃え。
これなら、こっちで食べても良かったかなーという印象でした。あそこに、ケバブもあったら後悔していたレベルでしたよ。

ステージ前に辿り着く頃には、『FOLKS』がライブ中。

STAR★STAGEはこのメインステージなんだなぁ―と思いつつ、入り口から奥へ奥へ。
RAINBOW STAGE発見!すでにavengers in sci-fiの楽器が設置済み(こちらのステージトップバッターなので当たり前
)。

その場で楽しんでいるとあっという間に終了。持ち時間が30分。そりゃああっという間に終わりますよね。

そしてステージの証明がSTAR★STAGEからRAINBOW STAGへ。
まずはドラム(長谷川さん)登場。出てきた瞬間、目に止まったのがStingrayのパンツだったので、「あれ?これって服のブランド主催のやつだよな?」と思いながら、真っ先に目が行ったのが他のブランドだったことがツボで吹き出しました。
さっとドラムに座り演奏開始。ドラムが響く中、続いてベース(稲見さん)登場。登場と同時に演奏開始。
おぉー!コードで繋がっていないのに、アンプから音がする!カッコイイ登場だなー!
そしてギターを持って太郎ちゃん登場。
ステージにオン!もちろんコチラもそのまま演奏開始!が、え?行動スペースそれだけなの?という狭さ(笑)
あれ、こっちに出てこれないよね???というのが、あまりに面白くって、なんというか登場から演奏まで(というか1曲目終わるまで)ずっとニヤニヤ笑ってました。

このサイズ感のステージで彼らが演奏しているのを始めてみたし、特に今回は最前にいたこともあって、アンプからのベース音が堪らなく良くてですねー、それだけでもニヤニヤしてしまう時間でした。
曲自体は、新譜を全然聞けていないこともあって知らない曲ばかりだったのですが、周りのお客さんという外的要因からの影響が少ない視界だったこともあって、純粋に彼らのライブをとても楽しむことが出来ました。
多少残念だったのは、楽器の音はすぐ近くのアップから聞こえてきましたが、ボーカルはメインスピーカーからなので、少しだけいつもより音が遠かったということですね。
いやいやしかし、アンプから楽器の音が聞こえるような距離感で、素晴らしい演奏を聞いたらそんなそんな、心躍りときめかないようなクールさは持ち合わせがないんですよね。

avengers in sci-fi、跳ねたり飛んだりはしていませんが、非常に満足なライブを楽しませていただきました。
こちらも30分。あっという間の時間でした。

ここで一度外に出て、おビールタイム。
昼間っからおビール。Heinekenさまさま。

SUPER BEAVER、THE TOKYO、ねごとはバーカウンター付近にあるテーブルとイスに座りつつまったり。

The fin.でステージ前に戻り、その後は基本PA卓前辺りにいました。

WHITE ASHがあまりに素敵で。めちゃくちゃかっこよくて。
カッコイイ音鳴らしているのは知っていたけれど、びっくりしたのですよ。
やっぱりあれだね、フェスで遠くから聞こえる音で「かっこいいなー」と思っているのと、ガチでステージに向き合うのではインパクトというか印象というか、心と体に響く音が全然違いますね。
のび太くんが、結構ギター引かないでガッツリ歌ったりするのがイメージになかったから以外だったし、でもその時の動きに着ているジャケットがすごくカッコイイ!
魅せる男でしたよ、彼は。ベースの彩さんも可愛らしい衣装。
WHITE ASHの衣装はLITHIUM HOMMEが用意してくれたステージ衣装だそうで、「この衣装が見られるのは、今日だけ!」とのび太くんが言っていました。
でも、もったいなーい!
WHITE ASHは今度、ちゃんと音源を聞いてみたいと思います。ライブが最高なバンドだというのはとても良くわかりました。
演奏の安定感どころか、リスナーの盛り上げ方とか、魅せ方とか、これは人気なバンドなわけだなぁーと。実に納得でした。

NOWEARMANは、MCで話を聞いてゴッチがディレクションしてるんだということを知りました。
多分、きっと、おそらく、ゴッチのツイートでバンド名を見たことがあると思うのですが、中々記憶には残らないものですね。

そして、おまたせのGotch バンド。
ソロ活動の音源を聞いていないので、どんな感じなのかなー?って思っていましたが、ほうほうほう、こんな感じなんですね!
とくに何も想像していませんでしたが、良い方向に転がってくれるな―!という印象。
大好きです!大好物です!
ゴッチ自身も親しいニュアンスの事を言っていましたが「自分のバンドでいる時よりも、気さくなメガネのおじさんが陽気に音楽を鳴らしている」って感じでした。
帽子もとてもお似合いでしたよ。
聞いてて楽しくなってくるようなそんな楽曲で、特にシモリョーとYeYeが左右に顔を出しながら手を打つ動きは、見ているだけで楽しくて一緒にやりたくなるという素敵演出!
YeYeが可愛くて可愛くて。ほんわか幸せな時間でした。
ところでゴッチが「みんなも、こういう渋い曲の良さが分かるようになるよ」と言っていたのですが、え?渋さなの?渋さがある曲達なの?
いつのまにやら渋さを楽しめる大人になれてきたようです。

この辺りから、転換の時間がより開くようになりました。もともとタイムテーブル上でも時間をあげていたようなので、想定されている範囲だったのでしょうが、時間を妙に感じてしまった。

LAMP IN TERRENスタート。しっかりメジャーデビューの告知をしたり、コーストは3度目だっていう話をしたり、MCが印象に残っているバンドでした。
「一回目は向こうにある倉庫の中、二回目は風の強い日に屋外ステージ。そして今日、三回目は屋内に入ってきました!」と。つーことは、あのメインステージが目の前の目標なんだなぁと。
1曲目は普通にかっこよくて、ギターロックかき鳴らしている印象。2曲目は、、、うん、、、3曲目はゆったりした印象の曲。
MC含め3曲で30分。なんだかんだ、印象に残ったバンドでした。でも、名前を覚えられないのが結構ネック…。
あと、彼らのライブが始まる前に鹿野さんを会場内に発見。
すっかり顔を覚えてしまいました。金髪になったことで「そう、かな?」くらいの感じでしたが、多分もう間違えることはないでしょう。
もちろんお仕事中だと思ったので、声は特にかけませんでした。
そういえば、バーカウンターの方でのんびりしているときに、アベンズの太郎ちゃんがファンに声をかけられておしゃべりしているのを目撃。
この規模だと、こういう出会もあるんですねー。

そしてラストは[Alexandros]。
が、わたくし、このタイミングで腰痛が耐えられなくなり、離脱…。
開始時間も18:55のはずが音響トラブルでだいぶ押してしまっていたように感じました。
また、[Alexandros]の音響チェックから本当に音が大きくて、ここまで耐えていた耳が痛くなってしまったという要因も。
そんなわけで、最後の一曲直前までゆっくり座ってのんびり。
耳と腰の痛みが和らいだところで、ステージ前に戻りました。聞こえてくる音で、盛り上がる曲をガンガンにやっていることは伝わってきましたが、[Alexandros]の曲を全然知らない私だったので問題無いです!(コラ)
そんなわけで舞い戻りました。
ラストを聞いて、終わったな―と見送り、時計を見ると20:00くらい。スタートが押したから終演時間が伸びたのか、元々これくらいの予定だったのかは謎。
アンコールはわりとさくっと登場。
そしてボーカルさんが「ちょっと歌ってイイ?」と言ってからオアシスのDon’t Look Back in Angerを熱唱。
いやぁー、[Alexandros]のライブ中で一番テンションが上がったわ(笑)
そしてラスト一曲を激しく熱く歌いあげてイベント終了!

MCとして、全バンドの紹介や呼び込みを読み上げた宮田聡子さん(モデルさん)の声はとても可愛らしくて良かったです。
宮田聡子さんが[Alexandros]の呼び込みの際に「来年も開催したいとのことです」と言っていたので、次回の開催がどうなるのか楽しみな所感じでした。

全体的には、混み合っていなかったからこその快適さがまったり参加組の自分にはありがたかったです。
(でもそれじゃあ次回に繋がらなくなってしまうので、ここは良い所と思ってはイカンですかね?)

非常にもったいなかったのは、ライブ感想には全然いれなかったザイロバンドです。
もちろん、音に合わせて光ったり、とくにRAINBOW STAGの時は、わりかし光っていたような気もするのんですが、光を掲げてキラキラした色とりどりのバンドがより素敵な空間を生み出す、というところまでは至ってなかったと思います。
同行した友人がRAINBOW STAGは、ザイロバンドを光らせてレインボーにするっていう意味での名前なのでは?と鋭い意見を言っていましたが、正直それでも疑問に感じてしまう感じでした。
もったいなーいなー!と。
ザイロバンドが悪いわけではなく、その実力を発揮しきれなかったように感じました。

いくつかのバンドは主催である「LITHIUM HOMME」との話や関連トークをしたりもしていましたが、まぁ当然(なのか?)とくにエピソードのないバンドもいるわけです。
(アベンズに関して言えばMCなかったですけども)。
その中で、WHITE ASHの衣装が「LITHIUM HOMME」のものだというのは、とても良かったです。
バンド目当てで来ていた私にとって、あまり良く知らないブランドだったわけですが、ああいう感じの服なんだなー!素敵だ!という印象を持つことが出来ました。
この試みは、ファッションブランドが音楽フェスを開催することで生み出せる新しい出会いに繋がるように感じました。

最後に、気になって仕方がないことを一つ。
出演した11バンド。このバンドすべてが発表されていてもなお、「and more…」の表記が残っている情報が幾つかありました。
ということは、もう一番バンドくらい、本当は追加予定だったのではないか?という点。
しかも大目玉だったんじゃないか? 開場・開演時間が一時間遅くなったことも、これに影響している気がしてならないのです。

まぁ、フェスは無事終了いたので、それはどちらでも良いことなのですけどね。
最後の最後で気になるな―に気づいてしまったので、掘り起こしてしまいました。

以上、楽しい出会いがいっぱいあったLITHIUM ROCK FESTIVAL 2014でした。

[追記]
後日のツイートで、ザイロバンドを光らせるかどうかは、各バンドに希望を取っていたそうです。


ということは、WHITE ASHもコラボの曲だけ使ってくださいと希望したということなんですね。
うーん、せっかく導入したのに、少しだけ残念。ぜひ次回は、数曲縛りにしていただきたいです(笑)


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